【(今更) メガドライブ ミニ 搭載ゲーム42タイトルが発表】

 個人的には、転職活動でバタバタしていた2019年の5,6月でしたが、世の中はメガドライブミニの話題で持ち切りでしたね。

かつては世間の冷ややかな目を受けていたはずのメガドライブが、今、これだけの盛り上がりを見せているということは、やはりメガドラ愛を持ち続ける人が多く存在していて、何より、SEGAはじめ製作に関わる人達の熱い熱意と拘りが実った事が大きいように感じます。(他機種を揶揄してるのではなく) 単にミニ筐体に有名どころのゲームを入れましたよと言うやっつけ仕事ではない、「こんな面白いゲームがあるんだぞ、ぜひ遊んでくれ!」という気持ちがひしひしと感じられますねぇ。これぞSEGA魂です。そこに、「何何?面白そう」と興味を持って合流してくれている新しいユーザーもいるのではないでしょうか。

さあ、予習して待とう。

sega.jp

 

ゲームのラインナップは、最終的に42作品が発表されました。本家他、色々なメディアで紹介されています。

youtu.be

 内容は、個人的に好きだった作品、「そっちじゃないだろ」というシリーズ作品、興味がありつつもやれなかった作品、当時見向きもしなかった作品、様々なのですが、紹介動画を見ると、ワクワクしてきますね。版権モノの人気作も入るなど気合十分です。そして、驚きは、新作が2本入っているということでした。

 

ひとつは「ダライアス」(動画の1:19~)。当然ダライアスII は来ると思っていたのですが、まさかの初代! うぉぉぉ。

ちなみにMD版ダライアスII は、2画面のアーケード版を1画面に圧縮しながらもゲーム性をしっかりとらえた良移植でした。BGMの出来も良く、例えばドラムのサンプリン音がいい味を出しており、おおーっすげぇぇ、と感動したものです。特にロングバージョンsay PaPa (最終面BGM) にはゾクゾクさせられました。カセットテープに録音してずっと聴いていた気がします。

youtu.be

ああっ、いま初めて知りました、ダライアスIIのサウンド移植は岩垂さんなんだ、はーっ。開発に関する貴重なコメントがありました。めっちゃ興味深い!

ZUNTATA OFFICIAL SITE "Z-Field" - ZTTL-9064 DARIUS 2 ORIGINAL SOUNDTRACK -MD Ver.-

 

あっ、サントラが出ているんですね。買わなくては!

music.apple.com

音楽ダウンロード・音楽配信サイト mora ~WALKMAN®公式ミュージックストア~


itunesとかmoraとか。iphonewalkmanも持ってないし、全然チェックしてなくて気づかなかったのですが、色んなゲームのサントラがあるんですねぇぇぇぇ。

・・・・・。

 初代ダライアスはアーケードでは3画面筐体だったものが1画面になるほど、本来なら気になるところがある訳ですが、M2さんの移植なら何の心配もないや。楽しみでなりません(ざっくり)。

 

もう一つは「テトリス」(動画1:25~)。SEGAのアーケード版の移植ですね。メガドラ時代の当時、皆が待ち望んだタイトルです。これが出ればメガドラの地位は大逆転するはずだった。。。? 今となってはPS2の「SEGA AGES テトリスコレクション」などで遊ぶことはできるのですが、メガドラミニに搭載される事は非常に感慨深いです。コラムスぷよぷよテトリス落ち物パズルの傑作そろい踏み、楽しみです。

  

また、ゲーム本体だけではなく、

メガドラタワーミニ

の発表もありました。これは、メガドライブにパワーアップ用周辺機器である、メガCDスーパー32Xを装着した雄姿を再現したアクセサリーキット のことです。

かつてのユーザーなら誰もが考えるでしょうが、私も想像しましたよ。メガドライブミニの後に、動く形でのメガCDミニ、32Xミニが発売されるに違いないと。冷静に考えれば分かるけれど、残念ながらその妄想は叶いませんでしたが、アクセサリとして登場する事になりました。ユーザーの心は伝わっているのですね、それだけでも嬉しいです。速攻でポチる以外の選択肢はないのです。私は32Xを持っていなかったので、ついにモデルとは言え念願の32Xユーザーだぁぁぁ、Yes!!

・・・

メガドライブには、当時のライバルゲーム機の機能・性能に対抗するために、いくつかのオプションのパワーアップ用周辺機器が発売されたのでした。

 

メガCD

sega.jp

 

むかし、スーファミというメガドラにとっては羨ましい憎きライバルがあった。スーファミはカラフルなグラフィックス表示やキャラや背景の回転拡大縮小などの派手な演出、サンプリング音源の綺麗なBGMなどで皆の人気者だったので、楽しいゲームや話題のゲームもスーファミで発売される事が多かった。友達の家でF-ZEROパイロットウイングスで遊んだ時メガドラは内心『こんなグリグリ画面が動き回るなんて。まるでアーケードゲームみたいだ。面白い』と思ったけれど、「ふーん、まぁまぁじゃん」と言ったりしていた。

「オレだってやればできるのだ」

そうしてメガCDが誕生した。メガCDにはスーファミに対抗して回転拡大縮小やサウンド機能の追加、本体より強力なCPUや大容量RAMが搭載された。また、CD-ROMの大容量を使ったRPGアドベンチャーゲームの登場も期待され明るい未来を想像するのであった。。。

    民名書房 メガドラ昔話より

 

メガCDの電源ON後のタイトルがグリグリ動き回るデモ画面に酔いしれ、時間を忘れてデモを眺めるユーザーが続出した、、、はず、と思っています(笑)。

 

メガCDタワー構築方法

 https://sega.jp/history/hard/img/mega-cd/set_md_mcd.jpg

メガCDのラインナップは、セガらしいと言えばそうだが、一般受けするようなビッグタイトルが出なかった(作り出せなかった)ので、メガドラvsスーファミの構図は崩せなかったけれど、セガハードらしい良質なゲームが沢山リリースされて、楽しい時期を過ごしました。

特に、ハード仕様にも関わったというゲームアーツが性能を引き出した素晴らしいゲームを沢山リリースしてくれたのが印象的です。

天下布武ゆみみみっくすシルフィード、ルナシリーズ、ぎゅわんぶらあ自己中心派、などなど。メガドラにはドラクエやFFのような大作RPGがないような辺りを指摘される知れませんが(ファンタシースターがありますがそれでも嘲笑の対象になりがちかと。何言ってんだと思いますが)、ルナ エターナルブルーに至ってはシナリオ系RPGの傑作だと思うし、シルフィードの映像インパクトは今見ても芸術的なものを感じたりします。

 しかし、今回は残念ながらメガCDゲームを遊ぶことはできないですね。興味があれば中古でゲームを購入して、PCでエミュレータで遊ぶ、という手があるものの、まあ色々と準備が難しいですかね。

 

 32Xについては。

残念ながら当時購入する余裕はありませんでした。先輩にやらせてもらったアフターバーナースペースハリアーが凄い!という印象があります。

 

話のまとまりが全然ありませんでしたが、そういう事で9月19日まで約2か月、これを楽しみに勉強や仕事を頑張ろうではありませんか。