【メガドライブ ミニ 2発売決定 その1】

メガドライブミニ2が発表されてずいぶん経ちましたね。

sega.jp

50本+αのゲームが収録予定で、今回の目玉はメガCDの収録です!燃えます。カートリッジのゲームが30本、CDのゲームが20本入るようです。それと、未発表のサプライズが数本。前回メガドラミニでのダライアステトリスには驚かされましたが(結局この2本ばっかり遊んでいた)、今回はどうなるでしょうね。

メガドラミニ2は ソフトの発表が5回に分けて行われる予定で、最初の発表が2022/6/3にあり、8/11現在3回目の発表までにカートリッジ21本、CD12本が発表されています。ブログやYoutubeでは予想記事・動画が盛り上がっているようです。予想と言っても結局は「ボクがほしいゲーム」を挙げるって事だろうし、そもそも今回の収録ソフトのチョイスはトリッキーで予想はなかなか難しそうです。まあ、皆で盛り上がれることは良いことです。

 

私も例によって便乗して、発表済みタイトルの感想や今後の「予想」でもしてみたいと思います。

 

 

【第1弾 収録ソフト発表の感想】

www.youtube.com


 ・シルフィード/1993年7月30日/ゲームアーツ
 ・シャイニング・フォースCD/1994年7月22日/セガ
 ・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD/1993年9月23日/セガ
 ・夢見館の物語/1993年12月10日/セガ
 ・ぽっぷるメイル/1994年4月1日/セガ
 ・バーチャレーシング/1994年3月18日/セガ
 ・ボナンザ ブラザーズ/1991年5月17日/セガ
 ・シャイニング&ザ・ダクネス/1991年3月29日/セガ
 ・サンダーフォースⅣ/1992年7月24日/テクノソフト
 ・まじかる☆タルるートくん/1992年4月24日/セガ
 ・FANTASY ZONE


一番盛り上がりましたね!! まずメガCD対応と聞いた瞬間、全国のセガファンが絶叫したはず。そして最初にシルフィードを持ってくるのは「掴む」という意味ではこれ以上ない発表だったでしょう。その他のタイトルも、個人的には「それじゃない」と感じるものもありますが(やった事がなく思い入れがないものも多い)、メガドラメガCDの歴史として記念碑的な位置づけであったり、子供でもやれそうな ライトで取っつきやすそうな雰囲気のゲームも入っているのが良いですね。

 

個別に少し

シルフィード

 メガCDを語る上で一番重要なゲームでしょう。当然いの一番に発表されるべきもの。シューティング部分自体は単調なものだが、フラットなポリゴンで描写された迫力ある舞台演出が盛り上げてくれます。背景に流れているムービーに当たり判定があり、あたかもその映像の中を進んでいる一体感があります。敵要塞内部への侵入シーンのビジュアルは凄くカッコいいし、とてもスピード感があってアドレナリン大放出です。このゲームは動画を見るだけでなく実際にやってみて欲しいですね。難易度は高いですが。

夢見館の物語

 面白かったというイメージはないのですが、タイトルとしてはメガCDと言えば 夢見館というのはありますね。歴史を示す事も重要だと思うので、こういう収録もアリかなと思います。じゃあ、そういう意味では特に初期のメガCDを盛り上げて(?)くれた、日本テレネットウルフチームのタイトルは収録しなくて良いのだろうかと思ったりはしますね。アネット再び とか アーネストエバンスは入れなくて良いんですか?(笑) 版権が無理なんでしょうかね。

 当時まだメガCDがライバル機に対してソフトが弱いという状況の中、夢見館のようなCDの大容量ならではの目新しい形のゲームが発表されて雑誌でも大きく取り上げられました。ウルフチームの多関節キャラが動くようなものは「メガCDの回転拡大機能を活かした」のようにアピールされた。そういう事前情報を、これは凄そうだ、PCエンジンにはこんなのできないしSFCも凌駕した、これでメガCDの素晴らしさを世間が認める事になるだろう、とワクワクしながら読む訳ですが、実際にやってみたら「あれっ、こんな感じなんだ・・」とか内心思うようなものが多かった気がしますね。それでもソフトを出して盛り上げてくれた事には敬意を払わずにはいられません。

 ※これらのゲームを好きな人にはすみません。

ぽっぷるメイル

 元々は日本ファルコムのPC向けのARPGでコミカルでテンポよく進められて楽しいゲームです。PC版が好きだったので、声もついて賑やかになっていそうなメガCD版は楽しみです。往年の林原めぐみのキャラはメイルのイメージにあってますね。存在を忘れていたので嬉しいナイスな収録です。

バーチャレーシング

 特殊グラフィックチップを搭載してまさかのメガドライブ版が発売され、当時大歓喜でした。アホみたいにやりまくった。普通のコントローラでも操作しやすく素晴らしい出来のVRでした。ただ、今思うに、ポリゴンのドライブゲームなら ハードドライビンの方がいいなとか、F1という意味ではコースも多くストーリーも楽しめるスーパーモナコGPの方が良かったなぁと。

シャイニング&ザ・ダクネス

 記念碑的収録かな。

シャイダクは事前情報では相当期待しましたよ。これが出たらメガドラの歴史は変わる、〇〇(SFCユーザーの友達)はぐうの音も出ない。という相当な期待。確かにグラフィックスは綺麗でスビート感もあり、UIも良くできていて、技術力に優れた良作だったとは思う。しかし、キャラもそんなに前面に出てこなくてダンジョンの中を探索するだけの単調で面白みの少ないゲームだったと記憶している。とは言え、シャイニングフォースに続いていった流れもあるし重要な位置づけにあるのは間違いない。考えればメガドラらしいゲームなのかも。

サンダーフォース

 ハードの限界を出し切ったメガドラ最高峰のシューティングゲームでしょう。美しいグラフィックス、カッコイイ演出、ハードでロックなBGM、最悪の難易度。サンダーフォースシリーズは基本覚えゲーで、何とかクリアーするくらいにはやり込んだけれど、相当苦労した記憶が。。

今はSWITCHのセガエイジス版があって 途中セーブとかKIDモードとかで気軽に挑戦できるのは良い環境ですね。ただ、3DアーカイブスのIIIがそうでしたが携帯機でシューティングするのはちょっとキツい。操作がまともにできないです(斜めに動かせない)。そういう意味でもメガドラミニのコントローラーで遊べる今回の収録は素晴らしいの一言につきますね。

 

FANTASY ZONE

 サプライズ収録。メガドラ未発売のオリジナルFZの移植。自分はFZに思い入れがないので、スーパーファンタジーゾーンとかもあるし、これまでにも移植される機会が多い本作は「ふーん」くらいの印象。まあ、今の技術で完成度の高い新作を出すというのはロマンがありますが。

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第2弾と行きたいところですが、一旦、各タイトルに対する思い出綴りは中断して、残りの収録タイトルの予想(笑)でもしてみましょう。

 

【第4弾以降 収録ソフトの予想】

 予想ですが。予定されている5回のタイトル発表会にはそれぞれ龍が如くシリーズのサブタイトルがついており 発表内容と関連付けられています。3回目までを見ると「なるほど」というものから「こじつけてるな(笑)」というものまでまちまちですね。そして第4弾のタイトルは「光と闇の行方」第5弾は「誓いの場所」だそうです。

 

※これは「予想」で、正式発表されたタイトルではありません

「カートリッジ」

 ・ファンタシースターII 還らざる時の終わりに
 ・時の継承者 ファンタシースターIII
 ・ソーサリアン
 ・フェリオス
 ・ハードドライビン
 ・ジノーグ
 ・ミッドナイトレジスタンス
 ・エイリアンストーム
 ・ガントレット

メガCD

 ・天下布武 英雄たちの咆哮
 ・タイムギャル
 ・ゆみみみっくす
 ・アネット再び
 ・ダイナミックカントリークラブ
 ・真・女神転生
 ・キャプテン翼
 ・エコー・ザ・ドルフィンCD

 

 第5弾の「誓いの場所」はよく分からないですね。たぶん内輪ネタのネタバレしつつ最後にふさわしいビックタイトルを発表するのでは。

 

 第4弾「光と闇の行方」について思うのは、ファンタシースター2と3が光と闇を示しているでしょう。2は「移動が遅い」「マップが複雑」「マップが嫌らしい」「マップが見にくい」「敵が出すぎ」などと難癖をつけられる事も多いですが 何だかんだ言っても光ですよ。原点ではないものの、ストーリーやキャラクターは評価され ファンタシースターシリーズを印象付けた名作との位置づけではないでしょうか。対して3は一般的には駄作と言われているゲームで闇といえる。ファンタシースターシリーズがどのように収録されるかというのがメガドラミニ2での関心事の一つですが、2(光)と3(闇) の行方は一緒に仲良く手を携えての収録です、ということになるでしょう。

 そもそも以前メガドラミニの時にも書いたように、ファンタシースター3は言われているような駄作ではなく立派な名作だと思っています。音楽もグラフィックスも素晴らしく、代替わりをしながらダークファルスに迫るというストーリーも地味ながら良くできている訳です。これを貶している人はちゃんとゲームやっているのですかね。前衛的な戦闘シーンみてビビっちゃったんじゃないですかね。でもラッピーとかカワイイですよ。ほら、今回見直すチャンスです。

 

 あとは、ガントレットは皆が待ち望んでいるでしょうね。最後のサプライズとして発表してくれるに違いありません。

 メガCDでは天下布武(信長前後の戦国シミュレーション)もぜひ入れて欲しい。戦国の息吹が感じられる良いゲームでした。ゲームアーツが多過ぎるという意見あるかも知れないですが 仕方ないですよ。そして、ゆみみみっくすは確定でしょう。メガCD枠として シルフィード、ルナEB、ゆみみが入らないというのは意味が分からないです。あとはゆみみだけです。

 アネット再びは、テレネットの何かは入れておかなければならないのでは、と言うことで。。続編だけ入れるのもどうかと思いますが。

 ダイナミックカントリークラブは、麻雀があるならゴルフがあってもいいのでは。というバランスだけ考えたものですが、ゲームとしても麻雀とかゴルフはお気軽に始めたり終わったりできるので悪くはないと思います。

 キャラクターものでキャプテン翼を入れてみました。うる星やつらとどっちが良いだろうかという選択の結果ですが、うる星やつらはそんなに面白かったイメージがないけれど、キャプテン翼はYoutueで映像を見る限り面白そうでやってみたいですね。

 ところで、youtubeの予想動画では慶応遊撃隊とバトルマニアを挙げているものが多いですね。個人的には面白かったイメージはないし、あえて入れる要素があるようにも思えなかったですね。多分入らんでしょう。

 

今夜の第4弾発表を見てから、また続きを書くとします。