OSANPOガール #1ひまわり祭

新連載(?)

OSANPO#1

 

ずいぶん以前にお気に入りだったセガネタ中心のゲーム系ブログがあって、管理人がデザインしたと思われるイラストのキャラクター達の会話でゲームの紹介や感想の話が進むという構成だった。いい味を出しているブログだったが、引っ越ししたかやめてしまったか分からないが行方が追跡できなくなって何年も経つ。ブログのタイトルも忘れたので検索もできない。

そこには画風の違う4コマ漫画も掲載されていて、2本立てで別視点からゲームを斬る的な作りだったのだが、漫画の方はどことなく機械的っぽい画風だったので、手書きとデジタルで作画した2種類あるのだと思っていた。が、あるきっかけで4コマ漫画の方は、漫画作成ソフトの"コミPo!"によるものだと分かった。

その後、自分は絵が全く描けないのだけれど、あるネタで漫画を描いてみたいなぁと思った時、コミPo!を試してみる事を思いついたが、ソフト自体がそれなりの金額だったため手が出させずにそこで諦めてしまった。

そしてまた忘れた頃に性懲りもなくコミPo!について調べてみたところ(ここ1年くらいの話)、なんと価格が下がっていて1000円弱で買えるようになっていたので、ここぞとばかり購入。それでもインストールはしたものの腰が重かったりでウダウダしていたが、ついに心機一転使い方を学習してみる事にした。それが、上に貼ってある4コマ漫画だ。

初めて作った漫画は、ソフト付属の基本データだけで作成した。しかし、使っていたらすぐに物足りなくなって自作の背景やモデルを使ってみたくなるだろうなという印象だ。その打開手段のひとつとして、何やら難しそうだが、カスタマイズ機能も徐々に勉強する必要がありそうだ。

 

コミPo!の主な仕組みは、背景画を張り付けて、その上に3Dモデルの人物を配置する。3Dなのでマウスでグリグリすれば色んな角度からの見た目に対応できる。ポーズや表情も沢山あるプリセットから選ぶことができ、手首は色んな角度に調整できて物を持つような細かい仕草も表現可能だ。首の角度も微調整できるので微妙な表情の作りこみができる。吹き出し漫符、効果線の形も色々入っている。ソフト付属のプリセットデータの他、追加データを売っていたり、ユーザーが作ったデータがコミュニティに登録してあり、そういうものを利用する事もできる。

 

コミPo!は割と古くからあるソフトのようで、現在活発な状態かというとそうでもない雰囲気がする。なぜだろう。自分のように絵が描けない人には画期的なソフトのように思うが。他にもっと優れた使いやすいツールがあるのだろうか。または表現として一定以上のクオリティができなくて飽きられてしまっているのか。

 

最後に、作ってみての感想は純粋に楽しいということだ。気の利いたストーリーも思いつかなかったので、1コマ目は適当に背景とモデルを置いてぐりっと振り向いた感じに動かした。2コマ目も適当にボースを変更したり人を増やしたりしてみた。視点を反転して背景を左右反転したりしているが、この辺は使い方を試している中でのただの練習だ。画的に矛盾がありそうな気がする。3コマ目はさすがに背景を変えてみた。気の利いた背景があるようでないようで、とりあえず目を引いたひまわり畑の写真をセット。ひまわり畑は、ツールドフランスの風景として定番ということと、地元には広いひまわり畑があって馴染み深い背景なのだ。ここまで来ると、地元のひまわり祭りの行事との組み合わせでストーリーをこじつけてみた。起承転結もないような流れだが日常系の雰囲気が出ているに違いない。学校帰りに制服のまま遊び歩いて買い食いする女子高生二人(笑)。こうしてできた画像を見ていると妙な愛着も湧いてずっと眺めていられる!親ばか状態だな。

 

続きを書きたいがストーリーが思いつかない。。