なんかこれもとても今更な話題ですが、自分にとっての現在ということで。。
もう随分前のことですが、PS4のPS Plusユーザーに期間限定で無料視聴できた「マジカルミライ 2015」のライブ映像を見て衝撃を受けました。
「は？なんじゃ、この映像は。。」
透明のスクリーンに投影されている、初音ミクの3Dモデルがとても滑らかで自然に動き、歌って、踊っているではありませんか。
それまでは、初音ミクに関して、ネガティブなイメージを持ってました。「マニアが美少女が歌ってるCG見て何が楽しいんだ」という様な無知と思い込みです。ライブなんて言ってるけど、どれだけ痛いイベントやってるのか見届けてやろう、という怖い物見たさな感覚でした。
しかし、初音ミクさんがステージを実在感満載で縦横無尽に動き回る姿を見て、とても驚いたわけです。冒頭数曲で心を鷲掴みにされたと思います。「はじめまして地球人さん」の、歌詞とリンクしたおかしなダンスが妙に気に入って何度も見ました。これを作った人は天才だと思います（笑）。
ボーカロイドを中心に、キャラクターを付けて歌を歌わせ、3Dモデルに動きを付けて、まるでその場にいるかのように映像化し、ライブとして仕立て上げる。このスケールの凄さに感動してしまいました。盛り上がる訳だ、と。
リアルとバーチャルの融合を見た気がしました。将来的にはＡＩが進歩して、客とのやり取りももっと自然になって、境界もなくなっていくのでしょう。
それからしばらくして、PS4で初音ミクの音ゲーが出ると聞き、興味を持ったのがタイトルのゲームです。すぐにダウンロードしてみました。
初音ミク Project DIVA Future Tone DX と言うゲーム（紹介）
音ゲーです。ボーカロイドのキャラが歌う、ボーカルのリズムに合わせてタイミング良くボタンを押して高得点を目指す、というゲームです。楽器のリズムではなく、基本的にはボーカルのリズムに合わせるので、誰でも遊びやすいのかなと思います。
直接的なオリジナルはSEGAのアーケードと後で知りました。詳しくない素人感覚ですが、初音ミクのブームは、ニコニコ動画で色々な映像を見ていると、静止画ベースのものが多く、それらオリジナルの味わい深さも相当ですが、だからこそ取り上げられてゲームになっているでしょうが、ゲーム向けにアクティブな形に仕上げたSEGAの功績も大きいのではないかと感じます。
商業化、というアレな話もあるでしょうが。。。まあ、ゲームの話をします。
ダウンロードすると、お試しで２曲を遊ぶことができます（当時の仕様）。「weekender girl」と「1/6」。
私は毎回プレイの締めに「weekender girl」のPV視聴モードを最後に見る程この曲がお気に入りなのですが、このゲームの真髄が表れていると思います。初見のユーザーは、まずこのお試し曲でこのゲームを計れば良いでしょう。weekender girl は裏拍リズムが掴みにくくて難しいかも知れませんが（一方の1/6はシンプルで分かりやすいです）。
収録曲数は、多すぎて数えたこともないですが、238曲だそうです。曲の好き嫌いがあるのでやらない曲があったとしても、やり尽くすレベルには中々到達できないだろう程のボリュームがあります。一生楽しめそうです（笑）。
曲の難易度は、EASY/NORMAL/HARD/EXTREAM/EX EXTREAM の５段階あります。曲をクリアすると、譜面の表現がより細かく、同時押しやボタンの取り回しが複雑になった高難易度の曲が出現します。
子供や初心者は低難易度から始めれば良いですが、メロディーに対して不自然にボタンを押すタイミングが減っているなど、ある程度慣れてくると逆にやり難さを感じます。自分はNORMAL以下はあまりやった事がありません。
あと、私はあまり活用しきれていないのですが、キャラクタの衣装や髪形などを色々変更する事が出来ます。ゲームをクリアするとポイントがもらえて、そのポイントと交換でアイテムを入手できます。
まずは、お試ししてみて、多少でも面白さを感じれば製品版を購入して損はないかと。長く楽しめるゲームになるのではないかと思います。
weekender girl Music Video風
ゲームの画面とは違ってMV風になっていますが、ゲームでも同レベルで動きます。ゲーム版の映像は、ミクさんのダンスに合わせて電飾がキラキラ飛び交うという、いかにもバーチャル空間な演出がいい味を出しています。
動きがとてもスムーズで、細かいところまでほんと良くできてます。ブレイク直前の停止モーションの余韻とか、表情とカメラワークなどなど。。。そして、見ているとミクさんの太ももが踊りに合わせてフルフルしているように見えます。（ただの素人ですが）技術的にはあり得ないと思うけど、動いてますよねこれ？？
